人気フリマアプリの「メルカリ」。
無料のアプリ1つで、出品から購入まで簡単に利用できるネット上のフリーマーケットです。
メルカリを利用する際、本人確認を求められることがありますが、あなたは本人確認はお済みですか?
本人確認って危険性があるのでは?個人情報の流出など心配・・と不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際に私も本人確認には不安があり、さらには必要性が感じられず本人確認せずにしばらくメルカリを利用していました。
しかし調べてみると、本人確認することでメリットがいくつもあることがわかりました!
メルカリ本人確認の危険性について、本人確認することでのメリットと合わせて徹底的に調査しましたので、結果をご覧ください。
メルカリの本人確認に危険性はあるの?
メルカリで本人確認をすることで、個人情報が流出してしまう危険性があります。
個人情報の流出は、メルカリに限らずSNSを利用していればいつ起こってもおかしくはありません。
メルカリでは過去に個人情報が流出したことがあります。
そちらについて次の項目で詳しく説明していきます。
個人情報流出の危険性
メルカリは2021年5月21日、氏名や口座情報を含む約2万8千件の情報が流出したと発表しました。
流出したのはメルカリでの売上金の振り込みに関連した口座情報約1万7千件のほか、スマホ決済サービス「メルペイ」の加盟店情報など計約2万8千件です。
原因は、サービス開発に利用している外部のツールへの不正アクセスとしています。
幸いにも、この時は流出した顧客情報の悪用などの被害は確認されませんでした。
もしも自分の個人情報が流出して、何か悪用されるようなことがあったらと考えると怖いですよね。
メルカリの対策としては、外部のセキュリティ専門家の知見も活用し、さらなるセキュリティ強化を実施するとしています。
このような過去もありますし、本人確認する上で個人情報を登録するため、個人情報流出の危険性があるということは頭に入れておいた方がいいでしょう。
メルカリの本人確認が必要な時とは?
メルカリは本人確認しなくても利用することができますが、下の3つの項目を利用する場合は、本人確認が必要になります。
- メルペイスマート払いの利用
- 登録した銀行口座からチャージ(入金)する
- 自動引き落としでの清算
それぞれについて詳しく説明していきます。
メルペイスマート払いの利用
メルペイスマート払いとは、キャッシュレス決済「メルペイ」の支払い方法の一つです。
当月の利用代金を翌月にまとめて支払うことが出来ます。
メルペイでの支払いの度にチャージする手間が省けたり、残高不足で支払いができないということを防げるので便利です。
銀行口座からチャージ(入金)する
自分の銀行口座を登録し、そこからメルペイへチャージ(入金)するときも本人確認が必要になります。
自分の銀行口座の他に、セブン銀行からもチャージをすることが出来ますが、こちらも本人確認が必要です。
自動引き落としでの精算
登録した口座から自動で引き落としが行われ、清算できます。
引き落とし日は
- 6日
- 11日
- 16日
- 21日
- 26日
の中から指定できます。
金融機関の営業日に関わらず指定日当日に引き落とされますよ。
メルカリで本人確認をするメリット
メルカリで本人確認するメリットは下記の4つです。
- 売上金の有効期限が無くなる
- 売上金をメルペイ残高として利用できる
- 売上金をチャージせずに利用できる
- キャンペーンに参加できる
それぞれの項目について詳しく説明していきます。
売上金の有効期限がなくなる
メリットの1つ目は、売上金の有効期限がなくなることです。
メルカリの売上金には、定められた180日の振込申請期限があるのをご存じでしたか?
振込申請せずに180日過ぎてしまうと、せっかくの売上金が失効してしまうのです。
知らずにいれば180日なんていつのまにか過ぎていることも・・失効なんてことになったら確実に後悔することになりますよね。
本人確認していれば有効期限はなくなりますので、売上金の申請期限切れの心配がなくなります。
これは本人確認する上での一番大きなメリットだと思います。
売上金をメルペイ残高として利用できる
メリットの2つ目は、売上金をメルペイ残高として利用できることです。
本人確認していれば、売上金をキャッシュレス決済の「メルペイ」にチャージすることができます。
しかし本人確認をしていない場合は、売上金を一度振り込み申請してから再度メルペイにチャージするという手間がかかります。
さらにその場合振り込み手数料も発生するので損してしまいます。
メルペイを使えるお店は増えていますし、メルペイを使うことがある方は本人確認しておいた方が便利になるでしょう。
売上金をチャージせずに利用できる
メリットの3つ目は、売上金をチャージせずに利用できることです。
メルカリ内で買い物をする時に売上金を使いたい場合、ポイントに交換する必要があります。
ポイントに交換した場合元には戻せない上に、有効期限もあります。
本人確認していれば、この手間がなくなり売上金をそのまま支払いに利用することができるようになります。
手間がなくなるので便利ですね。
キャンペーンに参加できる
メリットの4つ目は、キャンペーンに参加できることです。
メルカリで時々行われるキャンペーンでは、参加するのに本人確認が必要になることがあるようです。
メルカリの本人確認をする方法
本人確認するといくつもメリットがあることがわかりました。
本人確認しておこうかなという方のために、本人確認の方法をご紹介します。
本人確認する場合、2通りの申し込み方法があります。
マイナンバーカード方式で本人確認する場合
スマートフォンでマイナンバーカードを読み取る方法です。
読み取ることで、マイナンバーカードに記録されている署名用電子証明書をもとに電子署名を行ないます。
さらに、基本情報(氏名、生年月日、性別、住所)を取得します。
手順は以下になります。
1、申し込みページを表示する
2、本人確認書類の選択画面で「スピード本人確認」のマイナンバーカードを選択する
3、署名用電子証明書のパスワードを入力する(署名用電子証明書のパスワードとは、マイナンバーカードの交付を受ける際に、受付で設定した6桁~16桁の英数字です)
4、スマートフォンでマイナンバーカードを読み取る
5、本人情報入力画面で必要情報を入力する
6、パスコードを設定する
以上がマイナンバーカードでの登録の手順です。
自撮り方式で本人確認する場合
次に自撮りして登録する方法です。
1、申し込みページを表示する
2、本人確認書類の選択画面で「他書類で本人確認」から使用する本人確認書類を選択する
ご利用いただける本人確認書類は「運転免許証」「運転経歴証明書」「在留カード」「マイナンバーカード」「パスポート」の5種類です。
3、本人確認書類を画面に表示される説明に沿って、スマホで撮影する
\ パスポートの場合 /
\ 上記以外の場合 /
本人確認書類の文字がはっきり写っているか確認してください。写っていない場合は再撮影が必要です。
4、ご自身の顔を画面に表示される説明に沿って、お手持ちのスマホで撮影する
5、本人情報入力画面で必要情報を入力する
6、パスコードを設定する
以上が自撮り方式の手順です。
本人確認するにあたっての注意点
申し込みが完了したものを、途中でキャンセルしたり取り消すことはできないのでご注意ください。
本人確認には、数時間から最大で5日程度時間がかかるので余裕を持って申請することが大切です。
本人確認の時点で、本人確認書類の有効期限が切れている場合や、本人確認書類や顔の撮影時に照合・認証されない端末からは、申し込みできません。
パソコン・タブレット端末からも申し込みできないので注意しましょう。
まとめ
メルカリで本人確認する場合、個人情報の流出などの危険性があることがわかりました。
ただ、こちらはメルカリに限らずどこでも起きる可能性があることです。
本人確認することでいくつもメリットがあったので、そちらと比べてみて本人確認した方がいいのかよく検討してみてくださいね。