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Among Us危険性まとめ|子ども・初心者が知っておくべき最新リスクと安全対策

宇宙人狼ゲームとして世界的に人気の「Among Us」。

協力と裏切り、推理が魅力のオンライン対戦ですが、その裏には思わぬ危険性も潜んでいます。

特に子どもや初心者ユーザーは、暴言チャットやなりすまし詐欺、不正アプリのリスク、そして個人情報漏洩や中毒性の問題など、気づかないうちにトラブルに巻き込まれることも。

この記事では、Among Usに潜むさまざまな危険性を最新の事例とともに総点検。

子どもがプレイする際に注意すべきポイントや、安全に楽しむための具体的な対策まで、保護者や初心者でもわかりやすく解説します。

「楽しいゲーム体験」を守るために、知っておくべきリスクとその回避方法を一緒に見ていきましょう。

Among Us 危険性徹底ガイド

ゲームの基本ルールとオンライン環境

Among Usは最大15人のプレイヤーが宇宙船や研究所などのマップ上で「クルーメイト」と「インポスター」に分かれ、クルーメイトはミニゲーム形式のタスクをこなし、インポスターはそれを妨害しながら正体を隠して他のプレイヤーを“排除”していくという、心理戦・推理ゲームです。
ゲームは完全なオンライン対戦が主軸で、世界中の見知らぬ人とリアルタイムでプレイすることが基本となります。

  • チャット機能(テキスト・ボイス)
    緊急会議や死体発見時には全員で話し合い、インポスターの特定や推理を行います。これがAmong Usの最大の魅力ですが、一方でチャットを通じたトラブルや危険も発生しやすくなっています。
  • クロスプラットフォーム対応
    PC、スマホ、Nintendo Switch、PlayStation、Xboxなどさまざまな端末から参加でき、フレンド同士だけでなく完全な野良マッチング(見知らぬ人同士のプレイ)も盛んです。
  • アカウント作成・年齢制限の仕組み
    一部機能は13歳未満のアカウントには制限がかかりますが、実際には年齢詐称や親の同意なしの利用が簡単にできてしまう現状があります。

Among Usは“誰でも手軽に遊べる”のが魅力である反面、こうした自由度の高さが「思わぬ危険」と表裏一体になっていることを理解することが大切です。

リリース以降のユーザーベース推移

Among Usは2018年のリリース直後は小規模な人気にとどまっていましたが、2020年のコロナ禍以降、世界的な大ヒットを記録し、一時は同時接続数が数百万人規模に膨れ上がりました。

  • SNS・YouTubeでの実況・配信ブーム
    有名実況者やストリーマーがこぞってAmong Usを取り上げたことで、日本国内外の若年層ユーザーが急増。家族や友達同士で遊ぶだけでなく、完全な野良マッチ(見知らぬ人と即席でチームを組む形)が定番に。
  • 小学生~大学生、社会人まで幅広い年代が参加
    子どもが親のスマホやタブレットで遊ぶケースも多く、年齢制限があまり機能していないという実情もあります。
  • アップデートによる機能追加・マルチプラットフォーム展開
    新マップ・新ロール・カスタムルール導入や、Switchや家庭用ゲーム機にも対応。
    これによりさらに多様なプレイヤー層が流入し、ユーザー数の裾野が拡大しました。

現在も世界中で幅広い層に親しまれている一方、人数増加に比例してトラブル事例や危険性への注意喚起も年々増加しています。

危険性が注目される3つの背景

Among Usが特に「危険」とされる理由は、主に以下の3点に集約されます。

  1. オンラインならではの“出会い”と“匿名性”のリスク
    • 野良マッチングでは年齢・国籍・素性が一切わからない他人と即座につながることが可能。
    • これにより暴言・誹謗中傷・なりすまし・詐欺・悪質ユーザーとの遭遇リスクが常にある。
  2. 子どもでも簡単に参加できる設計
    • 年齢認証や保護者同意が形式的なものに留まり、実際には小学生でもフル機能を利用できてしまう。
    • ゲーム性に“嘘をつく”ことや心理的な駆け引きが必要となり、子どもにとってストレスやトラウマになる事例も。
  3. サードパーティアプリ・改造ツールの流通
    • 非公式のMODやチートツール、偽インストーラによるマルウェア感染が横行。
    • 正規ストア以外からのダウンロードによる情報漏洩やフィッシング詐欺も後を絶たない。

こうした背景から、Among Usは“楽しいゲーム”である一方で、特に子どもや初心者はさまざまな危険にさらされやすい状況となっています。

子どもがプレイするリスク

年齢制限と実際のプレイヤー年齢ギャップ

Among Usの公式年齢制限は13歳以上となっていますが、実際のプレイヤーには小学生や未就学児まで幅広い年齢層が含まれています。
このギャップが、危険性を高める大きな要因となっています。

  • 年齢認証の形骸化
    アプリのインストールやアカウント登録時に年齢入力が求められても、本人確認はなく自由に入力できてしまうため、小学生でも“13歳以上”と偽って参加することが可能です。
  • 保護者が気づかずに放置してしまうケース
    「無料だから」「みんなやっているから」といった理由で、内容やリスクを把握せず子どもが一人でプレイすることが多いです。
  • 年齢制限が機能しないことによる影響
    小学生以下が、暴言チャットや悪質な勧誘にさらされるリスクが上がり、「ルールの理解不足」「自分を守る知識不足」から深刻なトラブルに発展しやすい傾向があります。

年齢制限は形だけではなく、保護者が内容をしっかり確認し、プレイ環境を見守ることが求められています。

暴言・誹謗中傷チャットの影響

Among Usでは、議論や推理のためにチャット(テキスト/ボイス)機能が必須となっていますが、この場がしばしばトラブルの温床になります。

  • 暴言・誹謗中傷の多発
    疑われたプレイヤーが激しく罵倒されたり、「お前がウソつきだ」「下手くそ」「死ね」など過激な言葉が飛び交うことも少なくありません。
  • 子どもが標的になりやすい
    言葉遣いやプレイの拙さから“子どもだとバレる”ことで、執拗にいじめられたり、仲間外れ・強制退出をさせられる事例も報告されています。
  • 匿名性による心理的ハードルの低下
    お互いの素性がわからないことで、普段なら口にしない暴言や攻撃的な態度が助長されやすい環境です。
  • 心の傷や自己肯定感の低下
    幼い子どもや思春期のプレイヤーにとって、オンライン上の誹謗中傷は大きなストレスとなり、自己肯定感の低下や対人関係への不安に発展することも。

チャットの危険性は「一時的なショック」だけにとどまらず、深刻な心の傷となって残るリスクがあるため、保護者や大人が適切にサポートする必要があります。

夜間プレイによる生活リズム崩壊

Among Usは世界中のユーザーといつでも対戦できるため、「夜遅くまで夢中でプレイしてしまう」というリスクも見逃せません。

  • 深夜~早朝のプレイが常態化
    世界標準のマッチングでは、深夜や早朝に一番活発な時間帯が来ることも。日本の子どもが海外勢と遊ぶために生活リズムがどんどん後ろ倒しになるパターンが増えています。
  • 寝不足による学業・生活への悪影響
    睡眠不足から学校生活や体調に影響が出る、朝起きられなくなる、集中力や意欲の低下など、子どもの成長に大きなマイナスをもたらす可能性があります。
  • 親の目が届かない時間帯のトラブル
    夜間は保護者の監督が及びにくく、不審者との出会いやトラブル発生時にもすぐに助けを求められないリスクがあります。

Among Usのようなオンラインゲームは、「いつでも・どこでも遊べる」便利さと同時に、生活リズムや健康への影響についても家庭内でしっかり話し合い、ルールを作ることが重要です。

オンラインチャット・ボイスチャットの危険

なりすまし・ロールプレイ詐欺の手口

Among Usではゲームの特性上、「誰がインポスターか分からない」という設定を活かし、ロールプレイやなりすましが盛んに行われます。
しかしこの“なりすまし”は、ゲーム内だけにとどまらず現実の詐欺行為へと発展する危険性もあります。

  • 年齢・性別の詐称が簡単
    テキスト・ボイスチャットともに匿名でやりとりできるため、実際の年齢や性別、国籍を偽って他人になりすますのが容易です。
  • 親しみや信頼を装った詐欺
    何度も同じプレイヤーと遊ぶことで親しくなり、SNSや通話アプリへの勧誘、「仲良くなりたいからLINE教えて」「他のゲームも一緒にやろう」といった流れで個人情報を引き出す手口が多発しています。
  • ロールプレイを悪用した騙し合い
    ゲーム内の嘘や役割演技がそのまま現実世界の信用詐欺へとすり替わることも。子どもや初心者は特に「ゲームの延長」と思い込み、警戒心が薄れてしまいがちです。

こうしたなりすまし詐欺は、被害にあっても証拠が残りにくく、大人でも騙されるほど巧妙化しています。

Grooming(ネット勧誘)事例と兆候

Among Usのチャットやボイスチャットは、いわゆる「ネットグルーミング」の温床にもなっています。グルーミングとは、大人が子どもや若者に近づき、信頼関係を築いてから性的・金銭的搾取を狙う行為です。

  • “親しい友だち”を装う大人
    年齢を偽り、ゲーム内で優しく接したり褒めたりすることで、子どもや若者の警戒心を解いていきます。
  • 個人チャットや通話への誘導
    「秘密の話をしよう」「みんなには内緒だよ」と、ゲーム外のDMや通話アプリ(Discord、LINE等)に誘導される。
  • 個人情報・写真・住所などを聞き出す
    ゲーム内外で徐々に個人情報を引き出し、不適切な要求や金銭的な詐取、悪質な画像送信の強要などに発展する例も。

ネットグルーミングの兆候は、「やたら親しく話しかけてくる大人」「秘密や個人チャットへの誘い」「すぐに個人情報を聞き出そうとする」などです。少しでも怪しいと感じたら、すぐに親や信頼できる大人に相談しましょう。

通話アプリ(Discord等)経由の外部誘導

Among Usプレイヤーはゲーム外でのコミュニケーションを希望する場合が多く、Discordなどの通話・チャットアプリに誘導されることが珍しくありません。

  • 招待リンクの送付
    ゲーム中やチャットでDiscordの招待リンクが送られ、「こっちで話そう」「VCで作戦を立てよう」と誘われる
  • Discordグループ内での新たなトラブル
    より密閉された空間になることで、いじめや個人攻撃、グルーミングの危険性がさらに高まる
  • 外部サイトやアプリへの誘導で情報流出のリスク
    Discord内でフィッシングリンクや不正ファイルが拡散され、マルウェア感染やアカウント乗っ取りの被害も

通話アプリへの誘導には常に危険が潜んでいるため、知らない人や信頼できない相手からの招待は絶対に応じないことが大切です。

個人情報とプライバシー問題

ゲーム内ID・アカウント名で特定される危険

Among Usでは、プレイヤーが自由にゲーム内IDやアカウント名を設定できます。
この手軽さは便利ですが、アカウント名やIDから個人が特定されるリスクが意外と高いことはあまり知られていません。

  • 本名や誕生日、住んでいる地域を連想させるIDは危険
    たとえば「yamada_taro_tokyo」や「miho0420」などは、本人特定やSNSアカウントとの紐づけが容易です。
  • 他のゲームやSNSと同じIDを使い回すと…
    過去の投稿やプロフィール、メールアドレス検索から個人情報が芋づる式に漏洩する可能性が大きくなります。
  • ちょっとしたヒントで“特定班”に狙われることも
    最近はSNSや掲示板で「この人誰?」と特定が流行しており、意図せず自分の素性がネットで暴かれるリスクも高まっています。

子どもも大人も、個人情報が推測される名前や連想できるIDの使用は絶対に避けることが重要です。

IPアドレス漏えいと追跡リスク

Among Usはオンライン対戦ゲームであり、インターネット経由でプレイヤー同士がつながっています。そのため、悪意ある第三者が技術的にアクセスしようとすれば、IPアドレス(インターネット上の住所)が外部に漏れるケースも考えられます。

  • DDoS攻撃や嫌がらせの標的に
    ゲームサーバーやプレイヤーのIPアドレスが特定されると、通信妨害(DDoS攻撃)や迷惑行為の標的になる危険があります。
  • IPアドレスから大まかな居住地が特定されることも
    都道府県や市区町村レベルの位置情報が分かってしまい、SNSやプロフィールの内容と突き合わせて個人を特定されるリスクがあります。
  • VPNやプロキシを使うなどの防御策も限界がある
    一般ユーザーでは技術的な対策が難しい場合が多く、「自分は大丈夫」と思い込まず警戒を怠らないことが重要です。

ゲームに参加するだけで自宅の位置情報が漏れる可能性があるという事実を理解し、特に子どもには適切なネットリテラシー教育が必要です。

スクリーンショット共有からの情報流出

Among Usは盛り上がりや驚きの瞬間をSNSに投稿する文化が定着していますが、これが思わぬ個人情報流出の原因になることもあります。

  • ゲーム内チャットやプレイヤー名が映った画像をSNSで公開
    チャット内容や名前から会話の流れや交友関係、活動時間帯、利用端末などが第三者に分析される材料となります。
  • 一緒に遊んでいる友人の情報も意図せず公開
    配信者が「プレイ動画」や「勝利画面」をSNSやYouTubeで公開することで、フレンドのIDやアバターもネット上に晒される。
  • スクリーンショットから端末の言語・時刻・アプリ通知なども推測される
    「画像だけなら大丈夫」と思いがちですが、意外なところから生活パターンや個人の特定につながる情報が読み取られるリスクがあります。

SNS投稿や画像共有をする際は、必ず個人情報や他人のID、不要な情報が写り込んでいないかをよく確認し、加工・隠し処理を施すことが大切です。

不正アプリ・MOD・マルウェア感染

APK配布サイトの偽Among Usインストーラ

Among Usは公式ストア(Google Play、App Store、Steamなど)で配信されていますが、「無料で有料スキンが使える」「チートができる」などとうたう非公式のAPK配布サイトやMODサイトがネット上に多数存在します。

  • 偽インストーラの横行
    正規ストア外からダウンロードできるAmong Usの“無料版”や“MOD対応版”と称したインストーラには、しばしばウイルスやスパイウェアが仕込まれています。
  • 個人情報・端末データの抜き取り
    インストール時に端末のデータや連絡先、写真などへのアクセス許可を求められ、気づかないうちに個人情報を抜き取られるケースが多発しています。
  • ゲーム内アイテムやアカウントの乗っ取り
    偽インストーラ経由でインストールされたマルウェアが、正規のアカウント情報を盗み取り、ゲーム内の通貨やアイテムを勝手に使われたり、アカウントそのものが乗っ取られる被害も報告されています。

「ちょっとだけ」「みんな使ってるから大丈夫」と油断せず、必ず公式ストア以外からはアプリを入れないことが鉄則です。

チートMODに仕込まれるスパイウェア

Among Usには“チートMOD”(ゲーム内でズルをするための改造プログラム)がネット上に多く出回っていますが、これがマルウェア感染の温床となっています。

  • 無敵化・高速移動・インポスター強制化などをうたうMOD
    魅力的に見えるチート機能付きMODの多くは、裏でスパイウェアやトロイの木馬を仕込んでいます。
  • バックグラウンドでの情報収集
    ゲームプレイ中だけでなく、常駐してPCやスマホのデータを監視・転送する悪質なものも多いです。
  • 被害者が加害者にされることも
    感染した端末が他人の端末攻撃に使われたり、マルウェアの拡散元になってしまう場合もあります。

「ズルはいけない」だけではなく、安全面からも絶対にチートMODや非公式改造プログラムは使わないことが肝心です。

公式ストア外課金リンクのフィッシング

Among Usの人気に便乗し、「激安スキン」「無料コイン」「限定アイテム」などをエサに、公式ストア以外の怪しい課金サイトへ誘導するフィッシング詐欺も多数確認されています。

  • 見た目は本物そっくりのサイトやアプリ
    公式サイトやストアに似せたデザインで、ユーザーを信用させてクレジットカード情報やアカウント情報を入力させる手口が一般的。
  • カード番号やパスワードの盗難
    入力した情報がそのまま盗まれ、不正利用やアカウント乗っ取りの被害に遭います。
  • 「支払いしたのにアイテムが届かない」トラブルも多発
    実際には何も提供されず、泣き寝入りになることがほとんどです。

Among Usに限らず、課金やアイテム購入は必ず公式アプリ内や公式ストアのみを利用するよう徹底しましょう。

中毒性・精神的影響

嘘をつくゲーム構造とストレス負荷

Among Usは「だまし合い」と「正体隠し」がゲームの本質です。インポスター役になれば、ウソをついて他人をだます必要があり、クルーメイト側も仲間を疑い続けることが求められます。

  • “ウソをつくこと”が前提のため心理的な葛藤やストレスが大きい
    特に子どもや誠実な性格の人にとって、「人を疑う・だます」という行為は大きなプレッシャーになります。
  • 責められる、疑われる、追及される体験
    会議の場で「お前が犯人だろ!」と責められると萎縮したり、過剰なストレスで気分が落ち込むこともあります。
  • 自分の正当性を証明できないフラストレーション
    何も悪いことをしていなくても、疑われて追放される理不尽な展開に「もうやりたくない」「悔しくて眠れない」と感じる子どももいます。

オンライン対戦ならではの“疑心暗鬼”や“社会的駆け引き”は成長に役立つ面もありますが、過度なストレスが続く場合は休息や大人のフォローが大切です。

勝敗に依存するドーパミン報酬の連鎖

Among Usは短時間で何度もゲームができる仕組みのため、「勝った!」「騙せた!」「逆転できた!」という興奮や快感(ドーパミン報酬)が中毒性を生みやすくなっています。

  • 勝つたびに強い快感を覚え、繰り返しプレイしたくなる
    インポスターでの成功体験や、クルーメイトでの推理的中など、ゲーム内で“報酬”を得るたびに脳が強い刺激を受けます。
  • 「もう一回だけ」「次こそ勝ちたい」と止まらなくなる
    子どもだけでなく大人でも、気づくと何時間もプレイし続けてしまう例が後を絶ちません。
  • 敗北や連続失敗によるストレス依存
    勝てない時は「絶対リベンジしたい」という執着心も生まれ、短時間で感情が大きく揺さぶられます。

報酬系に依存しやすい脳の性質と、Among Usのテンポの良さが中毒リスクを高めています。

長時間プレイが招く注意力・学業低下

Among Usは1回数分で終わる手軽さがあるため、「もう一戦だけ」とプレイがエスカレートしやすいのが特徴です。

  • 連戦連勝・連敗のスパイラルで“気づくと数時間”
    「短時間プレイのつもり」が、連続対戦による集中力低下や、睡眠不足、生活リズムの乱れに直結しやすいです。
  • 学業や家庭生活への影響
    特に学生は勉強・宿題を後回しにしたり、授業中の注意力が落ちるなど、日常生活に悪影響が出るケースも多発しています。
  • リアルの人間関係や家族との時間が減る
    ゲームに没頭するあまり家族の会話が減る、イライラが増えるなど精神的な不安定さにもつながります。

中毒性と精神的ストレスはセットで表れやすいため、プレイ時間や頻度、体調・気分のセルフチェックが重要です。

詐欺・課金トラブル

無限スキン生成ツール詐欺の実態

Among Us人気の影響で、「スキンやペット、帽子を無料で手に入れられる」とうたう“無限スキン生成ツール”や“ギフトコード自動生成サイト”がネット上に多く出回っています。
これらのサービスやツールはほぼ全て詐欺です。

  • 偽サイトにアクセスさせて個人情報を入力させる
    「このツールを使えば無料で限定アイテムがもらえる」と誘い、メールアドレスやアカウント情報、時にはクレジットカード番号を入力させようとします。
  • 実際には何ももらえない
    入力後に「承認まで〇日待ってください」などと言って放置されたり、プログラムが途中で止まり何も提供されないまま。
  • アカウント乗っ取りや不正利用の被害
    入力した情報をもとに、Among Usのアカウントが乗っ取られる・フレンドリストが荒らされる・ゲーム内通貨が不正に使われるなど、直接的な被害も発生しています。

「無料で何かもらえる」はまず疑い、絶対に外部サイトで個人情報を入力しないことが大切です。

ギフトカードコード販売の闇市場

Among Usや関連グッズの人気に便乗して、“安価で買えるギフトカードコード”を掲げる非公式ショップやSNSアカウントも増えています。

  • 偽コードや盗難コードの横行
    正規ルート以外で販売されているギフトコードは、そのほとんどが無効・偽造・盗難品で、購入しても使えないばかりかアカウント停止になるリスクも。
  • カード購入時の詐欺
    「今だけ半額」「このリンクからのみ特価」などを掲げて、支払い後に連絡が途絶えたり、そもそもコードが届かない詐欺被害も多発しています。
  • 法的・アカウント的なリスク
    違法に取得されたコードの利用が発覚すると、ユーザーアカウントが永久凍結・BANされることもあり、正規のサポートも受けられません。

ギフトコードは公式ストア・正規販売店のみで購入し、不審なオファーには決して乗らないようにしましょう。

保護者の知らない間の高額課金事例

Among Usは基本無料で遊べるものの、ゲーム内課金(スキン・ペット・追加アイテムなど)は各プラットフォームの決済システムを通じて手軽に行えます。
そのため、子どもが保護者の知らない間に高額課金をしてしまうトラブルも後を絶ちません。

  • 親のスマホやタブレットで“うっかり”購入
    パスワード保存や指紋認証がオンの端末では、ワンタッチで課金が完了してしまうケースが非常に多いです。
  • 「1回だけ」「100円だけ」のつもりが…
    小額決済を何度も繰り返すうちに合計額が1万円を超えていたり、月末に高額請求が届いて初めて気付くパターンもあります。
  • 返金対応が難しい場合も
    各ストアには一定の返金ポリシーがありますが、子どもによる購入を理由とした返金は認められにくい傾向です。
  • 親子間の信頼トラブルや金銭教育の課題
    怒られた子どもが親に隠れて課金を続ける、嘘をついてしまうなど、家庭内トラブルに発展することも。

課金は保護者が必ずパスワード管理・ペアレンタルコントロールを徹底し、定期的に利用明細をチェック、親子でルールや金銭感覚について話し合うことが重要です。

安全設定とペアレンタルコントロール

アカウント制限とQuick Chatモード活用

Among Usには、不適切なチャットやトラブルを防ぐためのアカウント制限機能が用意されています。特に子どもユーザーには「Quick Chatモード」の活用が推奨されます。

  • Quick Chatモードとは
    文章を自由に入力するのではなく、用意された定型文のみでコミュニケーションを取る機能。年齢制限により13歳未満のアカウントには強制適用されるため、暴言や個人情報の漏洩リスクが大きく減少します。
  • 13歳以上のユーザーも任意でQuick Chatモードに設定可能
    子どもが年齢を偽って登録していても、保護者が端末の設定で制限をかけておけば、自由入力チャットをオフにできます。
  • アカウント作成時の情報管理
    メールアドレスや本名を登録しないように指導し、ログイン情報も親が把握しておくことでセキュリティが高まります。

フレンド招待リンクの管理方法

Among Usでは、友達や家族と一緒に遊ぶための「フレンド招待リンク」や「ルームコード」を使って、プライベートルームを作成できます。
この機能を安全に使うには以下の点が大切です。

  • ルームコードは信頼できる相手にだけ共有
    オープンチャットやSNSでルームコードを公開すると、知らない人が侵入し、トラブルの原因になります。
  • スクリーンショット投稿の際はルームコードを隠す
    ゲーム画面をSNS等に載せるときは、必ずルームコードやプレイヤー名を塗りつぶす・加工することが重要です。
  • 定期的なルームコード変更で安全性アップ
    長期間同じコードを使い回すのは危険。定期的に部屋を作り直し、古いコードは公開しないようにしましょう。

スイッチ・モバイル各プラットフォームの親権限設定

Among Usはスマホ、タブレット、Nintendo Switchなどさまざまな端末で遊べますが、それぞれペアレンタルコントロール機能が用意されています。

  • スマホ・タブレットの場合
    iOS/Androidの「スクリーンタイム」や「ファミリーリンク」などで、アプリ利用時間や課金、ダウンロードの制限ができます。
  • Nintendo Switchの場合
    ニンテンドーアカウントのペアレンタルコントロールアプリを使って、オンラインプレイやフレンド機能、チャット機能を細かく管理可能。
  • PCの場合
    Microsoftのファミリーセーフティなどを利用し、プレイ時間やアプリ利用履歴を保護者がチェックできます。

親が一度設定を確認し、定期的に見直すことが安全なプレイ環境づくりには欠かせません。

学校・家庭での上手な付き合い方

利用時間ルールとプレイ後の振り返り会話

Among Usのようなオンラインゲームと上手に付き合うためには、家庭や学校でのルール作りと定期的な対話が重要です。

  • 利用時間を決めてプレイのメリハリをつける
    「1日〇分まで」「宿題や家事が終わってから」「夜9時以降は禁止」など具体的な約束を親子で作り、ゲームが生活を圧迫しないようにコントロールします。
  • 学校でも“Among UsだけOK”は危険
    授業中や休み時間の無断プレイが問題化している学校もあります。学校のルールや端末利用ポリシーを守ることが前提です。
  • プレイ後に親子や友人で“感想・反省会”を設ける
    「どんな場面で楽しかった?」「悔しいことや怖かったことは?」と対話することで、ネット上のトラブルやストレス、コミュニケーションの課題を早期にキャッチできます。

子どもの年齢や性格に合わせ、無理のない“我が家流”ルールができればベストです。

クラス内いじめ・排除行為への対策

Among Usの流行は、クラスやグループ内の新しい“いじめ”や“仲間外れ”の温床になることもあります。

  • 「下手だから」「嘘つきだから」と仲間外れにされる
    ゲーム内の勝敗やトラブルが現実世界に持ち込まれ、「あの子とは遊びたくない」と排除される事例が実際に報告されています。
  • 特定の子だけ何度もインポスター役をやらされる・狙われる
    “ターゲット”としてみんなで攻撃したり、無視・いじりの材料にされるパターンも。
  • 気付いた大人の早めの介入が大切
    些細な違和感でも学校や家庭で大人がフォローし、子ども自身が安心して相談できる環境をつくることが何より重要です。

ゲームで起きたトラブルを“遊びの範疇”で片付けず、現実世界の問題としてしっかり向き合うことが、いじめ防止の第一歩となります。

学習教材として活用する際の指導ポイント

Among Usはその特性上、コミュニケーション力や論理的思考、チームワークを学べる教材として活用する動きもあります。
ただし、使い方を誤ると危険が増すため、必ず指導者・保護者の見守りが必要です。

  • ルールやマナー、フェアプレイ精神を事前に指導
    嘘をつくことや人を疑う体験を通じて「どうすれば相手を傷つけないか」「言葉の影響力」を一緒に考えます。
  • グループワークや討論の題材として活用
    推理や証拠集め、役割分担、リーダーシップの育成にも活用できるが、必ず“振り返り”や“感想の共有”を取り入れます。
  • 失敗体験・ストレスへのケアも忘れずに
    勝ち負けやトラブルだけでなく、「ミスをしたときどう感じたか」「次に生かすには?」といった自己理解もサポートします。

Among Usを学習教材として活用する場合、「遊び」と「学び」の切り替え」「安全・安心な場づくり」「失敗からの成長」の3点を大切にしましょう。

まとめ|Among Usを安全に楽しむために

Among Usは、駆け引きや推理、仲間とのコミュニケーションが魅力の人気オンラインゲームですが、その楽しさの裏にはさまざまな危険性が潜んでいます。
暴言や誹謗中傷、なりすまし詐欺、個人情報漏洩、マルウェア感染、不正課金や中毒性、クラス内のいじめ問題など、プレイヤー層や家庭環境によっては深刻なトラブルに発展するケースも少なくありません。

主なポイントを振り返ると…

  • Among Usは年齢制限があっても実際には小学生や未就学児も多数参加し、保護者の目が届きにくいオンライン空間である
  • チャットやボイスチャットを通じた暴言・グルーミング・個人情報流出など、ネットリテラシーの低い子どもは特に被害を受けやすい
  • 非公式アプリやチートMODによるウイルス感染、偽装課金サイトやスキン詐欺の被害も後を絶たない
  • プレイのしすぎによる生活リズムの乱れ、精神的なストレス、現実世界の人間関係トラブルも無視できない
  • 家庭や学校での利用ルール作り、安全設定・ペアレンタルコントロール、プレイ後の対話や振り返りをしっかり取り入れることが大切

安全にAmong Usを楽しむためには…

  • 公式ストア以外からは絶対にアプリやMODをダウンロードしない
  • 個人情報が特定されるIDやプロフィールは避け、招待コード・スクショの公開にも注意
  • 知らない人や外部アプリへの誘導、怪しい課金やギフトコードには絶対に応じない
  • 保護者は利用時間・プレイ内容・課金状況を定期的に確認し、ネットトラブルについて家庭内で率直に話し合う
  • もしトラブルや被害に遭った場合は、すぐに大人や信頼できる第三者に相談し、証拠を残しておくこと

Among Usはうまく付き合えば、コミュニケーション力や推理力を鍛えたり、友人や家族と楽しく盛り上がることのできる素晴らしいゲームです。

「危険性をしっかり理解し、予防策を実践する」――これが、子どもも大人もAmong Usを安心して楽しむための最も確実な方法です。