「DAZN年間プランを途中解約したいけど、本当にできるの?」「返金や日割りはある?」「解約手順はどこからやればいい?」
実はDAZNの年間プランは、一括払いでも月々払いでも途中解約は原則できず、返金や日割り精算もありません。
つまり、契約途中で「やっぱり解約したい」と思っても、その時点で支払ったお金は戻らない仕組みです。
しかし安心してください。年間プランのリスクを理解したうえで、
- 契約経路別(公式・アプリ・キャリア・Amazon)の正しい解約手順
- 解約ができないときの原因と対処法
- 契約前に知っておくべき損得ポイント
- 途中解約を避けたい人向けの代替サービス
までをこの記事で徹底解説します。
これから契約を検討している人も、すでに契約して解約を考えている人も、読めば「損しない選択」ができるはずです。
DAZN年間プランは途中解約できる?
年間プラン(月々払い・一括払い)の違い
DAZNには「月額プラン」と「年間プラン」があり、年間プランには 月々払い と 一括払い の2つの支払い方法があります。
- 年間プラン(月々払い)
月額より割安な料金設定で、毎月支払いながら1年間の契約を続ける方式です。途中で「やめたい」と思っても、最低1年間は支払い義務が残ります。つまり、表面上は「月々払い」でも、実態は「1年縛り」の契約と理解しておく必要があります。 - 年間プラン(一括払い)
1年分をまとめて支払う方式です。月額換算では最も割安ですが、最初に支払った時点で1年分が固定されるため、途中で解約しても残りの期間分は返金されません。
このように、どちらの方式も「1年間は続けることが前提」となっているのがDAZNの特徴です。「月々払い」と聞くと「いつでも解約できる」と思いがちですが、契約内容をよく確認しないと誤解してしまう点に注意が必要です。
途中解約はできない理由
DAZN年間プランは基本的に 途中解約ができません。これは利用規約に明記されており、契約成立の時点で1年分の視聴権利を購入する形になるためです。
途中解約が認められていない理由には以下のような背景があります。
- DAZN側としては「年間契約による安定収益」を確保したい
- 月額プランとの差別化として「長期契約を前提にした割安価格」に設定している
- スポーツの放映権料や運営コストが高額なため、柔軟な途中解約を許可すると収益性が崩れる
したがって、ユーザーが途中で利用をやめたいと考えても、「解約=支払い停止」とはならず、あくまで「契約更新の停止」という扱いになります。
返金はある?日割り計算は?
DAZN年間プランでは、返金や日割り計算は一切行われません。
例えば、12か月分の契約をして6か月目で解約しても、残り6か月分の料金が返ってくることはありません。
また、月々払いの年間プランでも「途中解約した月以降の支払いが免除される」ことはなく、1年間分の請求は必ず続きます。
この仕組みを知らずに契約してしまうと、「想像以上にお金を払うことになった」「解約したつもりなのに課金が止まらない」といったトラブルにつながるケースが非常に多いのです。
DAZN年間プランを解約したいときの選択肢
月契約プランへの切り替え方法
年間プランに不安を感じる人におすすめなのが、契約更新月に合わせて月契約へ切り替える方法です。
年間プランは途中解約ができないため、基本的には「次回の更新月まで利用してから解約」するしかありません。その際、更新時に月額プランを選べば、翌月以降はいつでも自由に解約できるようになります。
ただし、切り替えには注意点があります。
- 自動更新前に手続きをしないと、再び年間プランに更新されてしまう
- 切り替え可能なタイミングは「契約満了月のみ」
- 更新月の確認はマイページ(契約情報)から必ず行う
「とりあえずDAZNを続けたいけど、縛りは嫌」という人は、更新時に月額プランへ移行するのが最も安全です。
DMM × DAZNホーダイへの乗り換え
近年注目されているのが、DMM × DAZNホーダイへの乗り換えです。DMMプレミアムとDAZNがセットになったサービスで、料金は割安でありながら解約の自由度が高いのが特徴です。
- 月額プランと同様、1か月単位で解約可能
- DMMの他コンテンツも利用できるためコスパが良い
- DAZN年間プランと比べて「解約の自由度」が圧倒的に高い
スポーツシーズンによって「観たい時期だけ契約したい」という人には、このプランの方が柔軟性があります。
契約更新月まで視聴する場合の注意点
「年間プランを途中でやめられないなら、更新月まで使い切るしかない」と考える人も多いでしょう。その際に気をつけたいポイントがあります。
- 自動更新を必ず停止しておく(解約手続きは更新日の前日までに完了させる)
- 視聴できる期間を確認し、終了日をカレンダーにメモしておく
- 解約操作をしても「期間満了までは視聴可能」な点を理解しておく
解約できないことを逆手に取り、「せっかくなら最後まで楽しみ尽くす」と考えるのも一つの方法です。ただし、自動更新だけは忘れずに停止しておかないと、再び1年契約が始まってしまうため注意が必要です。
DAZNの解約方法(契約別の手順解説)
公式サイトからの解約方法
DAZNを公式サイトから契約している場合、解約は 公式サイトのマイアカウントページ から行います。手順は以下のとおりです。
- DAZN公式サイトにアクセス
- 右上の「メニュー」から マイアカウント を開く
- 「ご契約内容」の項目に進み、契約プランを確認
- 「解約する」をクリックし、アンケートに回答
- 確認画面で「解約を完了する」を選択
注意点として、解約操作をしても 契約期間終了日までは視聴可能 です。解約した直後に視聴が止まるわけではありません。また、自動更新を停止する形になるため、契約終了日を必ず確認しておくことが大切です。
アプリ(iPhone/Android)からの解約手順
アプリ経由で契約している場合、解約手続きはそれぞれのストア(App Store/Google Play)で行う必要があります。
- iPhoneの場合(App Store)
- iPhoneの「設定」アプリを開く
- 自分のApple IDをタップ
- 「サブスクリプション」を選択
- DAZNを選び、「サブスクリプションをキャンセル」をタップ
- Androidの場合(Google Play)
- Google Playストアを開く
- 右上のプロフィールアイコンをタップ
- 「お支払いと定期購入」→「定期購入」を選択
- DAZNを選び、「定期購入を解約」をタップ
アプリを削除するだけでは解約にならないため、必ずストア側で手続きすることが必要です。
キャリア決済(docomo/au/SoftBank)での解約方法
携帯キャリア決済を利用している場合、それぞれのキャリアの専用サイトまたはアプリから解約手続きを行います。
- docomoの場合:「dアカウント」でログイン → マイメニュー → 定期課金一覧 → DAZN → 解約
- auの場合:「My au」にログイン → 契約情報 → 継続課金の確認・解約 → DAZNを選択 → 解約手続き
- SoftBankの場合:「My SoftBank」にログイン → 契約・オプション管理 → DAZN → 解約
キャリア経由の契約は、DAZN公式サイトからは直接解約できません。契約経路を必ず確認し、キャリアのマイページにアクセスすることが重要です。
Amazon経由で契約した場合の解約
Amazon Fire TVやAmazonアプリストアを経由してDAZNを契約した場合は、Amazonアカウントで解約を行います。
- Amazon公式サイトにアクセス
- 「アカウントサービス」から「メンバーシップおよび購読」を選択
- DAZNを探し、「アクション」→「キャンセル」をクリック
Amazon経由の場合も、契約終了日までは視聴可能ですが、更新日前に解約操作をしておかないと次の期間分が自動で請求されるので注意が必要です。
解約できないときの原因と対処法
解約ボタンが表示されない場合
「マイアカウントを開いても解約ボタンがない」というトラブルはよくあります。考えられる原因は以下のとおりです。
- 公式サイトではなくアプリやキャリア経由で契約している
- ログインしているアカウントが契約時のものと異なる
- 更新日前のタイミングで、システム上に反映されていない
この場合はまず「自分がどの経路で契約したのか」を確認することが大切です。公式サイト、App Store、Google Play、キャリア、Amazonなど、契約元ごとに解約方法が異なるため、経路を間違えるとボタンが表示されません。
更新日前でも課金が止まらないケース
「解約したのに課金が止まらない」というケースもよくあります。これは解約したタイミングで即時解約されるのではなく、次回更新日まで有効であることが原因です。
たとえば「5月15日に解約手続き」をした場合、契約が6月1日更新なら5月末までは利用可能で、課金も6月分からは発生しません。したがって「解約=即時課金停止」ではないことを理解しておく必要があります。
アプリ削除だけでは解約にならない
意外と多いのが「アプリを削除すれば解約できる」と思ってしまうパターンです。これは完全に誤解で、アプリを消しても契約は継続され、課金も止まりません。必ず契約したプラットフォーム上で「解約手続き」を行う必要があります。
アプリ削除はあくまで「端末からアプリを消した」だけであり、契約自体には何の影響もありません。
問い合わせ先と確認手順
どうしても解約がうまくいかない場合は、DAZNカスタマーサービスに問い合わせましょう。公式サイトの「ヘルプ」からチャットサポートを利用できます。
また、契約経路がわからない場合でも、登録しているメールアドレス宛に届く「契約完了メール」や「請求明細」を確認すると、どのプラットフォーム経由か判別できます。
さらに解約後は必ず「解約完了メール」や「マイアカウント画面のステータス」を確認し、二重課金や解約漏れがないかをチェックしておくと安心です。
DAZN年間プランを契約する前に知っておくべきこと
年間プランのメリット・デメリット
DAZN年間プランには「料金が割安になる」という明確なメリットがあります。通常の月額プランに比べて、1年間継続することを前提にした価格設計のため、トータルで数千円〜1万円近くお得になるケースもあります。特にスポーツ観戦を習慣にしている人にとっては魅力的です。
しかし一方で、デメリットも大きいです。
- 途中解約ができない:利用しなくなっても返金は不可
- シーズンオフがある:観たいリーグがない時期でも支払いは続く
- 料金が先払い(一括払い)の場合負担が大きい
つまり「必ず1年間使い続ける」という自信がある人にはメリットが大きいですが、「とりあえず試したい」「シーズン限定で観たい」という人にはリスクが大きい契約です。
月額プランとどちらがお得?
単純な金額だけを比較すれば、年間プランの方が確実に安いです。
例)月額プラン:月4,200円 → 年間50,400円
例)年間プラン(月々払い/一括払い):約39,000〜42,000円
差額として1万円以上安くなることもあり、年間利用する人にはお得です。
ただし「1年間必ず利用するか」という視点で考えると、必ずしも得とは限りません。たとえば半年だけ視聴したい人にとっては、月額プランを利用した方がトータルの支払い額は少なく済みます。
結論として、「サッカーも野球も格闘技もフルシーズン観る」ような人には年間プランが適しており、「特定の大会やシーズンだけ観たい」人は月額プランの方が柔軟で無駄がありません。
スポーツシーズンによる損得シミュレーション
DAZNのスポーツ配信は、シーズンごとに盛り上がりのピークが変わります。
- サッカー(欧州リーグ):8月〜翌年5月
- Jリーグ:2月〜12月
- プロ野球:3月〜10月
- 格闘技・F1:年中イベントあり
このように、観たいコンテンツが偏っている人は「シーズン単位で契約する」方が合理的です。
たとえばサッカーの欧州リーグだけを観たい場合、8月〜翌年5月の10か月間だけ契約すれば十分。その場合、年間プランより月額プランの方が支払いが抑えられます。
「1年間を通して複数スポーツを観たい人 → 年間プラン」
「特定のシーズンだけ観たい人 → 月額プラン」
このように使い分けることで、無駄な支出を防げます。
年間契約で失敗しやすいパターン
年間プランを契約して後悔する人に多いのが以下のケースです。
- 途中で観たいコンテンツがなくなり利用しなくなった
- シーズンオフに気づかず契約したため、数か月間ほぼ視聴せずに料金を払った
- 転勤・引越し・環境の変化で視聴できなくなった
- 解約できると思っていたが「1年縛り」に気づかず損をした
こうした失敗は、契約前に「自分がどのスポーツをどの期間観たいのか」を明確にしていないことが原因です。契約する前にカレンダーでシーズンを確認し、無駄が出ないかをシミュレーションすることをおすすめします。
途中解約を避けたい人におすすめの代替サービス
DMM × DAZNホーダイの特徴
DMM × DAZNホーダイは、DMMプレミアムとDAZNがセットになったプランです。最大の特徴は 1か月単位で解約できる こと。年間プランのように縛りがなく、自由に加入・解約できるため、シーズンごとに柔軟に利用できます。
また、DMMの他サービス(アニメ・電子書籍・動画など)も利用できるため、総合的なコスパが高いのも魅力です。特に「DAZNだけのために1年縛られるのは嫌」という人には最適な選択肢となります。
Amazon Prime Videoチャンネルで視聴する方法
Amazon Prime会員であれば、「Prime Videoチャンネル」からDAZNを利用できます。こちらも 月額課金制で、いつでも解約可能。
メリットは以下の通りです。
- 解約操作がAmazonアカウント上で完結する
- 他のPrimeチャンネルと一緒に管理できる
- 見たい時期だけ簡単に契約できる
Prime Videoチャンネルを通すと多少割高になるケースもありますが、柔軟性と操作のわかりやすさを重視する人には向いています。
解約しやすいサブスク比較(Netflix・U-NEXTなど)
DAZNにこだわらず、「スポーツ+映画・ドラマ」など幅広いエンタメを楽しみたい人には、他のサブスクサービスも選択肢になります。
- Netflix:映画・ドラマ中心、いつでも解約可能
- U-NEXT:映画・ドラマ+スポーツ配信(格闘技や一部スポーツ中継あり)、解約の自由度が高い
- Hulu:日テレ系スポーツやバラエティ、1か月単位で解約可能
これらのサービスは解約手続きも簡単で、縛りがないため「使わない時期に無駄に払う」というリスクがありません。スポーツ以外も楽しみたい人はDAZNの代替として検討する価値があります。
DAZN解約に関するよくある質問(Q&A)
本当に解約できているか確認する方法
「解約したつもりが、翌月も請求が来た」というケースは少なくありません。確実に解約できているかを確認するには、以下の方法があります。
- マイアカウント画面を確認:契約情報に「解約済み」「自動更新停止」と表示されているかチェック
- 解約完了メールを受信:DAZNから「解約が完了しました」という確認メールが届いているか確認
- 決済情報を確認:クレジットカードやキャリア決済の明細に、翌月以降DAZNからの請求がないかを確認
これらを確認すれば「解約したつもりが続いていた」というトラブルを防げます。
解約後に再契約する場合の注意点
解約後に再契約することも可能ですが、注意点があります。
- 料金体系が変わっている場合がある:再契約時にはキャンペーンや料金改定が適用されることがある
- 以前の契約内容は引き継がれない:年間プランを解約した後、再び契約すると「新規契約扱い」になる
- 再契約のタイミング:契約終了日までは視聴できるため、再契約は終了日直前または終了後に行うのが効率的
再契約を検討する際は、最新の料金やキャンペーンを必ず確認しましょう。
視聴途中で解約したらどうなる?
「まだ残り期間があるけど解約したらすぐ見れなくなるの?」という疑問を持つ人も多いですが、安心してください。解約手続き後も、契約終了日までは視聴可能です。
例えば、5月1日に年間プランを解約しても、契約が8月末までなら8月末までは利用できます。途中で解約しても返金はありませんが、「支払った期間はきちんと使える」という点を理解しておくと安心です。
複数端末で契約していた場合はどうなる?
DAZNは1つのアカウントで複数端末にログインできます。そのため、スマホ・PC・タブレット・テレビで利用していたとしても、契約自体は1本です。
解約手続きをすれば、契約に紐づく全端末で利用が終了します。逆に、端末ごとに個別の解約をする必要はありません。解約したのに「別の端末ではまだ見れる」という場合は、単に契約期間が残っているだけなので心配は不要です。
まとめ:DAZN年間プランは途中解約に要注意
今回の記事で解説した重要ポイントのおさらい
本記事では「DAZN年間プランの途中解約」について詳しく解説しました。重要なポイントを振り返ると:
- 年間プランは月々払い・一括払いどちらでも途中解約は不可
- 返金や日割り計算はなく、支払った料金は戻らない
- 契約経路ごとに解約方法が異なるため、契約時のプラットフォームを確認する必要がある
- 解約できないときは「契約経路の確認」「問い合わせ」で解決可能
自分に合った契約プランの選び方
DAZNをどれくらい利用するかによって、選ぶべきプランは変わります。
- 1年間通して複数スポーツを観る人 → 年間プラン
- 特定シーズンだけ観たい人 → 月額プラン
- 縛りを避けたい人 → DMM × DAZNホーダイやPrime Videoチャンネル
このように、自分のライフスタイルや観たいコンテンツに合わせて最適な契約方法を選ぶことが大切です。
失敗しないための解約・契約のコツ
最後に、DAZNで失敗しないためのコツをまとめます。
- 契約前に「途中解約できないこと」を必ず理解する
- 契約更新日をカレンダーにメモし、自動更新を忘れずに停止する
- 解約手続き後は必ず「解約完了メール」と「請求停止」を確認する
- 契約内容に不安がある場合は、まず月額プランから始める
これらを徹底することで、「想定外の出費」や「解約できなかった」という失敗を防げます。DAZNはスポーツファンにとって魅力的なサービスですが、年間プランはリスクもあるため、自分に合った形で賢く利用しましょう。