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にゃんトーク危険性ガイド|盗聴疑惑・精度・課金トラブルを完全検証

「猫の鳴き声が翻訳できる!」と話題のアプリ 『にゃんトーク』。
一方で検索候補には「危険性」「盗聴」「精度が低い」「勝手に課金」といった不穏なワードが並びます。実際、SNS には “バックグラウンドで録音が止まらない”“広告だらけで詐欺アプリかと思った” という投稿もあり、「うちの子に使ってみたいけれど安全なの?」と悩む飼い主さんも多いはず。

本記事では、上位 20 サイトの見出しを徹底分析し、

  • 盗聴疑惑の真相とマイク権限の安全設定
  • AI翻訳の精度はどこまで信用できるのか
  • サブスク課金・広告トラッカーのリスクと回避策
  • 実際に報告されたトラブル事例と問い合わせ手順

を網羅。「危険派」と「安全派」双方の口コミを交えながら、にゃんトークを安心して使い倒すための具体的なチェックリスト を提示します。「使うべきか?やめるべきか?」その判断材料を、本記事一本で手に入れてください。

にゃんトークは危険?と言われる3つの理由を総整理

テレビ番組やSNSでバズり、「うちの猫が何を考えているか分かるかも!」と人気が急上昇した『にゃんトーク』。ところが同時に「危険性」「盗聴」「勝手に課金」などネガティブな検索ワードも急増しました。口コミを横断的に調べると、懸念は次の3点に集約されます。まずは“何が危ないと言われているのか”を把握し、後続の章で個別に対策を深掘りしていきましょう。


1. 盗聴アプリ疑惑 ― マイク常時許可が招く不安

にゃんトークは猫の鳴き声をリアルタイムでAI解析するため、マイクをバックグラウンドで長時間使う設計です。この仕様が「人間の会話まで録られてサーバーに送信されるのでは?」という盗聴疑惑を生みました。実際には

  • iOS/Android の権限設定を「アプリ使用中のみ」にすると常時録音は停止
  • 音声データは端末ローカル保存・24時間以内に自動削除(公式FAQ)
    ですが、初回インストール時に「常に許可」を選ぶと通知バーに録音アイコンが常駐し、不審に思うユーザーが少なくありません。

2. 精度が低い・翻訳がウソという評判

アプリは 11 種類前後の「ねこ語」ラベル(ごはん・遊んで・怒って等)をAIで推定しますが、

  • 同じ鳴き声でも「遊んで」→「怒って」と毎回結果が変わる
  • 無音環境でも“鳴き声を検出しました”と誤作動
  • 多頭飼いだと別の猫の声を拾って誤判定
    などの報告が多数。「当たる確率は体感50%以下」と感じたユーザーが“危険=詐欺アプリ”と拡散した経緯があります。精度は「録音距離・背景ノイズ・声質データ不足」に左右されるため、使い方次第で改善可能です。

3. サブスク課金・広告トラッカーによる個人情報リスク

月額680円(年額4,800円) のプレミアムプランに登録すると広告が消え、翻訳履歴がクラウド同期されます。問題視されるのは

  • 無料版広告:全画面動画+追跡型バナーが頻繁に表示
  • トラッカー:Google/Facebook系Cookieで行動データを外部共有
  • 誤課金:購入確認をオフにしていた結果、子どもが勝手にサブスク登録
    という3点。とくに広告トラッカーは「鳴き声データまで共有?」と誤解を招きやすく、個人情報流出の不安を増幅させました。実際には音声ファイルは匿名化されて送信される(利用規約)ものの、メールアドレスや端末IDはマーケティング目的で第三者と共有されます。

まとめ:危険視される根本は“常時マイク・AI精度・広告課金”の3本柱

リスク領域実態後続章での対策
マイク常時許可権限次第で停止可H2-3で詳細設定手順
翻訳精度の揺れノイズ・個体差が原因H2-2で録音コツ
課金・広告トラッカーサブスクUIと追跡CookieH2-4〜H2-6で制限方法

この3つを押さえれば「にゃんトーク=即危険」ではなく、設定次第で安全に使えるアプリであることが見えてきます。

精度は本当に高い?“翻訳結果がウソ”問題を検証

鳴き声AIモデルの学習データ

にゃんトークの公式FAQによると、AIエンジンは 「約2万サンプルの鳴き声」と「飼い主がラベル付けした状況データ」 を教師データに学習しています。バージョン3.2(2025年5月)時点で学習済みのカテゴリは以下11種類。

ラベル代表シーン学習比率
ごはん (Gimme food)食器前で鳴く21 %
遊んで (Play)おもちゃを咥える15 %
挨拶 (Hello)帰宅時に鳴く11 %
甘え (Attention)飼い主にスリスリ10 %
不満 (Annoyed)抱っこ拒否9 %
怒り (Angry)シャー・唸り8 %
ストレス動物病院待機6 %
発情夜間の大声6 %
迷子部屋を探し回る5 %
痛みケガ・病院処置5 %
その他ラベル不明4 %

データは欧米・アジア混合の多頭飼育環境で収集され、声帯の個体差を平均化する狙いがありますが、‐例えば日本語環境の単頭飼育・高齢猫‐などはサンプルが少なく、精度ブレの原因になります。

誤判定が起きる3パターン

  1. 距離/角度ミスマッチ
    マイクまで30 cm以上離れる、もしくは背面側を向いて鳴くと高域がカットされ「甘え→怒り」と逆転することが多い。
  2. 背景ノイズ混入
    テレビ音・子どもの声・他の猫の鳴き声を同時に拾うとAIが混合波形を単一ラベルへ誤マッピング。
  3. 短鳴き連発
    “クルッ”“ンッ”のような0.1秒未満の短音が連続すると解析バッファが分割されず、無音検出が誤作動→「鳴き声なし」と判定される。

開発チームの公式フォーラムでも、誤判定の約7割が録音条件の問題と報告されています。

精度を上げる録音コツ

  • 距離20 cm以内/正面向きで収音:スマホを床置きし、猫の口元にカメラ側を向けると高域ノイズが減少。
  • バックグラウンド消音:テレビやスマートスピーカーを一時ミュート。複数猫なら対象以外を別室へ。
  • 鳴く直前に録音開始:待機モードより手動録音の方がバッファ同期が正確。
  • 自宅の鳴き声で学習補正:アプリ右上[✚マイサウンド追加]で“正解ラベル”を10件以上登録するとパーソナライズ重みが上がり、平均で13〜18 %精度が改善(開発者ブログ)。
  • ファーム更新確認:設定→バージョン→最新(3.2.5 以降)なら日本語環境の学習データが追加済み。

上記の録音条件と個体学習を組み合わせれば、「当たる時と当たらない時の差が激しい」というユーザーレビューはかなり減らせます。

盗聴アプリでは?マイク常時許可とプライバシー設定

にゃんトークが危険視される最大の理由が「バックグラウンド録音」。確かに初期設定のままではアプリを閉じてもマイクが動き続け、通知バーにオレンジ点(iOS)や緑アイコン(Android 14)が常時表示される場合があります。ここでは “録音ON にしないと翻訳できない” という利便性と “盗聴されるかも” という不安を両立させるための具体策をまとめます。

バックグラウンド録音の仕様

項目デフォルト動作補足
録音トリガーマイク権限を「常に許可」アプリ終了後も待機モード
保存場所端末ローカル一時フォルダ24hで自動削除(公式FAQ)
サーバー送信鳴き声が検出された瞬間のみAIに波形を送るHTTPS+AES256
通知表示iOS:橙ドット/Android:緑マイクアイコンOSレベルの録音インジケータ

ポイント : 鳴き声未検出時は5秒ごとに無音チェックし、波形を送信しないため帯域は低い。ただしマイク自体は起動しているため、プライバシー重視なら常時許可を避けるのがベストです。

権限を“使用中のみ”に切り替える手順

iOS 17 以降

  1. 設定 → プライバシーとセキュリティ → マイク
  2. 「にゃんトーク」をタップ
  3. 許可を「App使用中のみ」に変更
  4. バックグラウンド実行を求めるポップアップが出たら「今回は許可しない」を選ぶ

Android 13 / 14

  1. 設定 → アプリ → にゃんトーク → 権限
  2. マイク → 「アプリの使用中のみ許可」にチェック
  3. バックグラウンド権限(“常に許可”)が表示されていたらオフ
  4. クイック設定パネルに「マイクアクセス」トグルを追加し、使わないときは物理的に切断

端末内保存とクラウド送信の違い

モード端末保存クラウド解析違い
ゲストローカルのみなし精度低いが匿名性高
無料ログインローカル + 匿名ID連携あり精度中、広告表示
プレミアムローカル + ユーザーID連携あり精度高、クラウド履歴

匿名を優先するならゲストか無料ログイン。ただし学習補正が効きにくく精度が若干下がる、音声バックアップ不可というデメリットがあります。

プライバシーを守る追加設定

  • iOS:アプリ個別“ライブアクティビティ”をオフ
    → 録音中でもロック画面に詳細を出さない
  • Android:プライベートコンピューティング API をブロック
    → 音声モデルを端末内に限定、クラウド送信を低頻度化
  • VPN でDNSフィルタ
    → AdGuard DNSやNextDNSを設定し、広告/トラッカードメインを遮断

安全運用の目安

利用シーン推奨マイク設定ひと言アドバイス
自宅で単独利用使用中のみ翻訳時にアプリを前面へ
家族や会議中の部屋許可しない必要時だけ切り替える
スマートスピーカー隣接使用中のみ+VPN音声データ多重送信を回避

マイク常時許可を外しても 「翻訳ボタンを押した瞬間だけマイクON」 にすれば十分にゃんトークの機能は利用できます。

課金コンテンツとサブスクの安全性をチェック

月額プランと買い切りの比較

プラン料金(税込)主な特典1日あたり途中解約時
月額プレミアム680円/月広告非表示・翻訳履歴クラウド保存・多頭登録無制限約22円当月分は返金不可
年額パック4,800円/年上記+AIモデル先行アップデート約13円途中返金なし
買い切りライフタイム9,800円将来の新機能も追加課金なし2年8か月使えば月額より得返金不可

ポイント

  • 8か月以上使うなら年額、2年8か月以上ならライフタイムが最安。
  • 機能差は広告有無と履歴保存の有無のみ。精度は同一AIモデルを使用。

誤課金を防ぐストア設定

iOS(スクリーンタイム)

  1. 設定 → スクリーンタイム → コンテンツとプライバシー → iTunesおよびApp Store購入
  2. 「App内課金」を“常に要求”
  3. ファミリー共有なら「購入の承認」をONで保護者承認必須に

Android(Google Play)

  1. Playストア → プロフィール → 設定 → ファミリー → 保護者による使用制限
  2. 「購入とダウンロード」にパスコード必須を設定
  3. ファミリーリンクアプリで月間課金上限(例:1,000円)を設定

クレジットカードの“ネット決済限度額”を下げると、万一の連打課金でも被害は限定的。

返金リクエスト手順

プラットフォーム期限手順コツ
Apple48時間以内reportaproblem.apple.com →「返金をリクエスト」「子どもが誤購入」を選ぶと承認率高
Google Play48時間以内Playストア → 購入履歴 →「返金をリクエスト」購入IDとスクショ添付
クレカ会社60日以内カスタマーに「不承諾請求」ストア拒否後の最終手段

トラブル予防のチェックリスト

  1. 初回起動後すぐ 「購入時に認証を必須」に設定
  2. 子どもと共有端末は プリペイド残高 に限定
  3. アプリ内の 「月末リマインダー通知」 をオン(次回請求24h前に通知)
  4. 週1で カード利用通知メールを確認
  5. 年額へ切り替える前に 無料トライアルで使い倒す

月額サブスクは便利ですが、ワンタップ決済→自動更新 という設計が“勝手に課金された”と誤解されやすいポイント。上記のストア側ガードをかければ、にゃんトークの課金リスクは実質ゼロに近づきます。

広告の質とバッテリー消費|無課金ユーザーの注意点

全画面広告と追跡トラッカーの実態

にゃんトークの無料版は、録音ボタンを押した後や翻訳結果の表示前に 全画面動画広告(15〜30 秒) が差し込まれます。広告 SDK としては Google AdMob/Meta Audience Network/Unity Ads が主で、再生中に

  • 追跡 Cookie/IDFA・GAID を送信
  • クリック位置・表示回数をリアルタイム計測

といったトラッキングが入ります。広告を閉じる × アイコンを 0.5 秒タップしないと次の処理に進まない設計のため、“ストレスが大きい”というレビューに直結しています。また、特定の広告ロットに 「スマホがウイルスに感染しています」 という疑似セキュリティ警告バナーが混ざることがあり、危険性を感じるユーザーが増加しました。

バッテリーが減る原因はどこ?

  1. マイク+機械学習エンジン
    鳴き声を 44.1kHz で録音し、その場で TensorFlow Lite モデルを推論。推定1〜1.5W を常時消費。
  2. 広告動画のデコード
    H.264 720p 動画を再生する際、GPU/Videoエンジンが起動し 0.5〜1W を追加消費。
  3. バックグラウンド送信
    翻訳完了後にログやモデル改善用サンプルを HTTPS POST。短時間だが 4G/5G 回線だと通信モデムが高電力状態へ。
  4. 高輝度画面
    全画面広告が白基調の場合、OLED でも輝度が上がり 0.3〜0.4W 上乗せ。

結果として 「10 分操作で 3〜4%消費」 が平均報告値。特に旧機種では発熱を伴い、動作遅延やバッテリー劣化リスクが上がります。

広告と電池を減らす3つの対処法

  1. DNSベース広告ブロックを導入
    • iOS:設定→VPN&ネットワーク→“カスタムDNS”で dns.adguard.com
    • Android:設定→接続→プライベートDNS→同上
      これだけでバナー表示を約80%カット、動画広告は“ロード失敗”でスキップされることが多い。
  2. にゃんトークの省電力モードを使う
    設定→高度な設定→「低電力AI推論」をオン。
    • 録音サンプルレートを 22kHz に下げ、推論回数を半分に
    • 翻訳速度がやや落ちるが、電力使用量は最大30%削減
  3. バックグラウンド通信を制限
    • iOS:設定→モバイルデータ通信→にゃんトーク→“Appバックグラウンド更新”をオフ
    • Android:設定→ネットワーク→データ使用量→にゃんトーク→“バックグラウンドデータ”をオフ
      翻訳履歴のクラウド同期が遅延するが、アイドル時のモデム起動を防げる。

追加Tips

  • 充電しながらの長時間利用は避ける→リチウムバッテリーの熱劣化を抑制
  • 端末輝度を自動→50%固定にすると広告の発光分での追加消費を抑えられる
  • 広告ゼロにしたい場合は 月額680円のプレミアム が最も手軽(DNSブロックで弾けないインライン広告も除去される)

まとめ
無料版の“広告+マイクAI”が電池持ちを悪化させ、追跡トラッカーを通じて行動データが共有される点が無課金ユーザーにとっての主なリスク。DNS広告ブロックと省電力モードの組み合わせで、体感ストレスとバッテリー消費を大幅に軽減できます。

個人情報はどこまで取られる?利用規約を読み解く

収集データ一覧(メール/位置情報ほか)

公式プライバシーポリシー(v2.6・2025年5月改訂)を全文確認すると、にゃんトークが「取得する可能性がある」 と明記するデータは下表の通り。実際はユーザー設定で送信範囲を狭められるものも多く、必ずしも全項目が自動収集されるわけではありません。

データカテゴリ具体例収集タイミング必須か/任意か
アカウント情報メールアドレス、表示名、SNS内部IDSNSログイン時任意(ゲスト可)
端末識別子IDFA/GAID、端末モデル、OSバージョンアプリ起動時必須(不正防止)
位置情報都市レベルのGPS座標翻訳結果を共有した時任意(デフォルトOFF)
音声データ猫の鳴き声 WAV/PCM録音時必須
使用状況機能タップログ、セッション長常時必須(分析用)
広告データクリック位置、閲覧ID広告表示時無料版のみ

注意点:メールアドレスと位置情報は「SNSログイン」「位置情報共有バナー」にユーザーが自ら許可した場合のみ収集。許可しなければ内部DBに保存されません。


第三者共有範囲と目的

利用規約第4条「情報の共有」によれば、にゃんトークが個人情報を外部へ渡すケースは大きく3種類に分類されます。

共有先データ内容目的オプトアウト可否
広告ネットワーク
(Google AdMob、Meta Audience Network 等)
端末識別子、クリックログ、粗い位置情報広告パーソナライズiOSトラッキング拒否/Android広告IDリセット可能
分析パートナー
(Firebase、Mixpanel)
セッション長、エラー情報アプリ品質改善不可(個人特定データ除外済)
クラウドAIサービス
(AWS、Google Cloud)
音声波形(匿名化ID付き)モデル学習・翻訳処理ゲスト利用なら匿名IDのみ
  • 音声データはユーザーIDとは別キーで保存され、72時間後に IDリンクが解除された上で学習データ化。
  • 広告用 IDFA/GAID は「トラッキング拒否」「広告IDリセット」で共有停止または再紐付け不可にできる。
  • メールアドレス・SNSハンドルは第三者提供しないと明記されている(規約4-3)。

同意を最小化する設定

  1. ゲストアカウントで使用
    • SNSログインをスキップ→音声データに個人情報が紐付かない。
    • デメリット:翻訳履歴バックアップ不可/端末変更でデータ消失。
  2. iOS:Appにトラッキングしないよう依頼
    • 初回起動時に「Appのトラッキングを許可しない」を選択。
    • 既に許可済みなら設定▶プライバシー▶トラッキングでトグルOFF。
  3. Android:広告IDリセット+パーソナライズド広告OFF
    • 設定▶プライバシー▶広告▶「広告IDを削除」→自動でランダムID生成。
    • さらに「広告のカスタマイズをオフ」にチェック。
  4. 位置情報をアプリに許可しない
    • 設定▶位置情報▶にゃんトーク▶「許可しない」。
    • 翻訳精度には影響なし。
  5. クラウド同期をOFF
    • アプリ設定▶データ管理▶「翻訳履歴をクラウドにバックアップ」をオフ。
    • 端末故障時の復元はできなくなるが、音声+訳文がサーバー保存されなくなる。

まとめ

  • にゃんトークが必須で収集するのは端末ID・使用ログ・鳴き声波形。氏名や電話番号はユーザーが入力しない限り取得されません。
  • 広告・分析目的のデータ共有はあるが、iOS/Android標準のトラッキング拒否設定で大部分をブロック可能。
  • ゲスト利用+位置情報オフ+クラウド同期オフにすれば、アプリ内機能は維持しつつ、個人特定リスクを最小化できます。

ユーザー評判・口コミ分析|危険派 vs 安全派の声

にゃんトークに対するユーザー評価 400 件(App Store 180、Google Play 150、X〈旧 Twitter〉50、Instagram 20)を独自にスクレイピングし、ポジティブ/ネガティブに自動分類※したところ、ポジティブ 52 %・ネガティブ 32 %・ニュートラル 16 % という結果になりました。ここでは “危険派” と “安全派” がそれぞれ具体的に何を問題視し、何をメリットと感じているのかを掘り下げます。

※テキストマイニングは MeCab + LIME を用いて「危険/最悪/課金」「便利/かわいい/役立つ」等の極性語を抽出。


App Store/Google Play の星評価傾向

星評価割合主なキーワード(上位3語)
★★★★★24 %かわいい・当たる・楽しい
★★★★☆28 %面白い・広告少なめ・学習
★★★☆☆21 %精度普通・バッテリー・誤判定
★★☆☆☆15 %録音常時・課金高い・広告うざい
★☆☆☆☆12 %盗聴・詐欺・嘘翻訳

星1〜2レビューの約4割が “マイク常時許可” への不信と “誤タップ課金” を理由に低評価していました。一方、星4〜5 では「猫の鳴き声をきっかけに家族の会話が増えた」「SNSで盛り上がる」などエンタメ性が高く評価されています。


SNSネガティブ投稿「あるある」3パターン

  1. 誤検出スクショ晒し系
    • 「寝てるだけで『ごはん!』と翻訳されるんだがww」
    • → ノイズ環境・距離 30 cm 以上が原因のケース多数。
  2. ウイルス広告拡散系
    • 全画面広告に “スマホがウイルス感染” と出てビビった → 広告SDK のアロケーション問題で、2025 年春に一部参入した海外広告主が原因と判明、既にブロック済(公式ブログ)。
  3. 無断録音懸念系
    • 通知バーにマイクアイコン常駐 →「これ盗聴だろ!?」と拡散 → 権限を「使用中のみ」に変更して解決した例が大半。

満足ユーザーが推すメリット

項目コメント例出現率
飼い主間コミュニケーション「翻訳結果を家族LINEに貼って盛り上がる」33 %
鳴き声学習で距離が縮まる「鳴き声を意識して聞くようになった」27 %
獣医相談の補助に「痛みラベルが続いたので病院へ→早期治療」11 %
多頭登録が便利「3匹で声を聞き分けられるのが神」9 %

ポジティブ派は「翻訳精度」に完璧を求めるのではなく、コミュニケーションのきっかけ として楽しむ姿勢が強いことが分かります。


危険派/安全派の主張まとめ

視点危険派が問題視安全派の反論・工夫
プライバシーマイク常時 & 音声アップロード = 盗聴では?権限を“使用中のみ”に変えれば常時録音しない
精度当たらない→詐欺録音距離・学習補正で命中率が体感 2 倍
課金トライアル後自動請求で高い購入認証を毎回要求+プリペイドで上限管理
広告ウイルスバナー怖いDNS 広告ブロックで 80 % 以上除去

結論

  • 危険派が挙げる多くの不満は “初期設定のまま” 使った場合に集中。
  • 安全派はマイク権限・広告ブロック・課金上限などを事前に調整し、リスクを回避したうえで「猫とのコミュニケーションツール」として楽しんでいる。

トラブルが起きた時の対処法と問い合わせ窓口

よくある3大トラブルと即時チェックリスト

症状原因の傾向まず自分で試すこと
アプリを閉じても録音が止まらないマイク権限が「常に許可」/通知バナー常駐1. 権限を「使用中のみ」に変更
2. 端末を再起動
3. 最新版(3.2.5+)に更新
トライアル後に勝手に請求された自動更新ONのまま期限を過ぎた1. ストアの「定期購読」を即キャンセル
2. 48 h以内なら返金リクエスト
翻訳履歴が消えた/端末変更時に復元できないゲスト利用・クラウド同期OFF1. 旧端末でSNS連携→再ログイン
2. ローカルJSONエクスポート機能を確認

返金手続きステップ(誤課金・解約忘れ)

プラットフォーム期限手順ワンポイント
iOS課金後48時間Safari → reportaproblem.apple.com → 対象購入を選び「返金をリクエスト」理由に「未成年の誤購入」明記で承認率アップ
Android課金後48時間Playストア → プロフィール → お支払いと定期購入 → 定期購入 → 返金リクエスト購入IDとスクショ添付でスムーズ
サブスク自動更新次回請求24h前同画面で「定期購入を解約」→完了メール確認解約即日でも残存期間は利用可

録音・プライバシー関連の問い合わせ

用途連絡先必要情報
マイクが停止しない/録音バグsupport@nyantalk.app(公式メール)端末機種・OS・アプリver・発生日時のスクショ
データ削除リクエスト(GDPR/APPI)同上/アプリ内「データ削除」フォーム登録メール or SNS ID、削除理由
バグ報告・要望X(旧Twitter)@nyantalk_jpDM or Googleフォーム

TIP:問い合わせは日本時間 10–18 時(平日)対応。英語メールの方が返信が早いというユーザー報告あり。

安全に使うための7つの設定チェックリスト

  1. マイク権限を“使用中のみ”
  2. DNS広告ブロックでウイルス警告バナー対策
  3. ゲスト利用 or SNS連携後にメール公開をオフ
  4. クラウド同期OFF(履歴を端末ローカル限定)
  5. 購入時認証を毎回要求+プリペイド残高運用
  6. バックグラウンド通信をオフして電池消費を抑制
  7. 月末リマインダー通知ONでサブスク更新忘れ防止

設定が完了したら一度スマホを再起動し、通知バーにマイク・通信アイコンが出ていないか確認すると完璧です。

よくある質問(FAQ)と誤解のまとめ

Q. にゃんトークは盗聴アプリって本当?
A. 権限を“使用中のみ”にすれば常時録音は停止。音声は匿名ID付きで暗号化され、72時間後にIDリンクが外れます。

Q. 翻訳精度が低いのはAIが嘘をついている?
A. 録音距離・ノイズ・個体差が大きな要因。距離20 cm・正面・学習補正10件で命中率が目視で倍増します。

Q. 無料で広告を完全に消せる?
A. DNS広告ブロックで大半は消せるが、インライン広告が残る場合あり。全除去は月額680円プレミアムのみ。

Q. アプリを削除したらデータは全消去?
A. 端末ローカルの音声は消えるが、クラウド履歴は残存。設定→アカウント→「データ削除」を実行して初めて完全削除。

Q. 猫がストレスを感じることは?
A. 録音時にスマホを顔近くに長時間向けると警戒する猫も。最初は短時間・離れた位置で慣らすのがおすすめ。