中国のスマートフォンメーカーの「OPPO」。2018年から日本市場に参入しています。
OPPOのスマートフォンは高性能で低価格ということもあり、国内でも人気が出てきています。
その一方で中国のメーカーということもあり、個人情報流出などの危険性があるのではないかとの声も多いです。
そこで中国製スマートフォン「OPPO」の危険性について調査しました。
調査した結果、どのようになったかご覧ください。
中国製スマホ「OPPO」とは?
OPPOは2018年から日本市場に参入した中国のスマートフォンメーカーで、日本ではオウガ・ジャパン株式会社がOPPOのスマートフォンを輸入・販売しています。
日本での知名度はそこまで高くありませんが、スマホの販売台数で世界ではSUMSUNG、Apple、Xiaomiに次ぐ4位のシェアを持っています。
OPPOのスマートフォンの特徴は、高品質でありながら低価格。
急速充電やカメラの性能がよく、コストパフォーマンスに優れている点で人気があるようです。
OPPOに危険性はある?
中国製のスマートフォンと聞いてまず思い浮かぶのが、個人情報流出の危険性ではないでしょうか。
結論から申し上げますと、個人情報の流出の危険性はあります。
個人情報流出の危険性
個人情報流出の危険性が懸念される理由としては、過去に中国製アプリに入力されたデータをユーザーが転送しないように設定していたにも関わらず、勝手にサーバーにデータを転送していたことがありました。
こうした過去からスマホにも同じことが起こるのではないかと疑惑が広がりました。
メーカーはこうした事実を否定していますが、個人情報を抜きとられるリスクがないとは言い切れません。
中国製スマホを使う場合はリスクを踏まえて個人で判断して使用することが必要です。
Google playを利用できなくなる可能性
OPPOのスマートフォンには、Androidをベースにカスタマイズした「CollarOS」が搭載されています。
ですので、Google playは利用できます。
しかし同じ中国製スマートフォンの「HUAWEI」は、米国から安全保障上の懸念がある外国企業として制裁の対象にされたことで、
アメリカ企業のGoogleが提供するGoogle playの使用ができなくなっています。
そのため、中国製スマホのOPPOも、今後Google playが使用できなくなる可能性があります。
今すぐ使用できなくなるということではありませんが、いつ使えなくなってもおかしくないと思っておいた方がいいでしょう。
OPPOのスマートフォンを使用するメリット
OPPOを使用するのは危険性もありますが、メリットもあります。
メリット
- 低価格で高性能
- カメラ性能が高い
- デザインが良い
それぞれについて説明していきます。
低価格で高性能
OPPOのスマートフォンは2~3万円台のものが多く、iPhoneなどに比べると低価格で購入することができます。
低価格だと粗悪品ではないかと心配になる方もいるかと思います。
しかしOPPOのスマホは低価格ながら高性能であり、大変コスパがいいものとなっています。
日本人の多くが活用しているおサイフケータイ機能や防水機能も搭載されていますよ。
お手軽なスマホを探していて、性能にもこだわりたい方にはおススメのスマホですね。
カメラ性能が高い
OPPOのスマホはカメラ性能でも高評価を受けており、人気があります。
アウトカメラは4000万画素を超える機種もあり、iPhoneにも引けを取らない綺麗さです。
もちろん手ぶれ補正やフィルター機能などもあります。
デザインがいい
OPPOのスマホはスタイリッシュなデザインが魅力的で人気があります。
オーロラ調・クリスタル調・レザー長など様々なデザインが揃っています。
OPPOのスマートフォンを使用するデメリット
低価格で高性能でいい所ばかりのように思いますが、安さの裏にはデメリットも存在します。
デメリット
- 個人情報流出のリスク
- 安く購入できる一方で下取り価格が低い
個人情報流出のリスクについては先ほど説明した通りです。
OPPOのスマホの価格の低さは魅力的ですが、その安さが仇となり、下取りや中古ショップに持ち込んでも高く売れないのが現実です。
日本国内での中国製スマートフォンの需要が低いのも関係しています。
中古ショップに下取りに出しても、無料で引き取りということも少なくないようです。
OPPOのスマホを購入する際は、高く売ることは出来ないと頭に入れておく必要がありますね。
まとめ
OPPOのスマートフォンの危険性について解説しました。
OPPOのスマホは、低価格で高性能と手に取りやすく使いやすいものとなっていました。
ですが、個人情報流出のリスクやGoogle playが使えなくなるという危険性もあります。
日本国内で販売されている製品は、比較的危険性は低いと言われていますが、危険性が全く無いということではありません。
安さをとるか、リスクを避けるか、個人でしっかりと見極めて判断することが必要です。
リスクを避ける場合は、中国製スマートフォン以外のものを選ぶことをおススメします。