「老眼鏡を初めて作るならどこがいい？」
「どこで老眼鏡を買うのが1番いい？」
老眼初心者にとっては、さっぱり見当もつきません。
メガネ店やドラッグストア、100均やネット通販など、購入方法は様々ですが、それぞれに利点と欠点があります。
この記事では、目の状態や予算に合わせて最適な老眼鏡を選ぶ方法と、おすすめの店をお伝えします。
初めて老眼鏡を選ぶ際に気をつけるべき3つのポイント
初めて老眼鏡を選ぶときに注意すべき点は以下の３つです。
１、見えづらくなっているものを把握しておく
今現在、見えづらくなっているものを把握しておくのがとても重要です。
- スマホの字が見えづらい
- 雑誌や文庫本が見えづらい
- パソコンの文字が見えづらい
何が見えづらいか把握しておくことで、実際の店舗に出向いたときに老眼鏡の度数やタイプを選ぶ手助けとなるためです。
２、現在の老眼度数を知っておく
目安でいいので、自分の年齢別老眼度数は知っておくこともかなり重要。
眼鏡屋や眼科といってもかなり適当に検査される場合もあるので、いきなり度数の強い老眼鏡を進めてくる所もあります。
いきなり度数の強い老眼鏡を勧められて、老眼が進行してしまっては最悪です。
眼鏡屋や眼科で適切なアドバイスを受けるためにも、事前に自分の老眼度数を知っておくことが役に立ちます。
年齢別老眼度数
距離30㎝からスマホの字を見る場合
| 年齢 | 老眼度数 |
| 40～45歳 | +1.0 |
| 46～50歳 | +1.5 |
| 51～55歳 | +2.0 |
| 56～60歳 | +2.5 |
| 61歳以上 | +3.0 |
３、予算
老眼鏡は価格によって、品質や機能が大きく異なります。
一般的にドラッグストアやネット通販で買う既製品の老眼鏡は、数百円から数千円で購入できますが品質や快適性は低いです 。
一方、メガネ店で買うオーダーメイドの老眼鏡は数万円かかることもありますが、品質や快適性は高いです 。
| 価格高い | 品質が良い |
| 価格低い | 品質が悪い |
予算があればメガネ店、なければドラッグストアや100均というところですね。
100均で老眼鏡を買う場合のメリットとデメリット
100均で老眼鏡を買う場合のメリットとデメリットについて、以下のようにまとめてみました。
メリット
- たった110円（税込）で手に入るので、コストパフォーマンスは最強
- 老眼の進行に応じて、さまざまな度数やフレームを手軽に手にいれることができる
- 店舗に老眼鏡の見本を置いているので、手軽に自分の目に合った見え方を確認できる
- ちょいがけ程度での使用なら100均で十分
デメリット
- 低価格のためレンズにコーティングがされておらず、汚れやすく、拭いても綺麗になりにくい（品質が悪い）
- レンズの厚みや形状が不揃いで、見え方にムラがある
- レンズとフレームの接合部分も粗悪で、割れやすいです
- 自分の目の状態や顔型に合わせて調整できないため、フィッティングが悪く、かけ心地や見え心地が悪い
ドラッグストアで老眼鏡を買う場合のメリットとデメリット
ドラッグストアで老眼鏡を買う場合のメリットとデメリットについて、以下のようにまとめてみました。
メリット
- 数百円から数千円を出せば老眼鏡が手に入るので、コストパフォーマンスは高い
- 低価格のため老眼の進行に合わせて、気軽に度数やフレームを変えることができる
- 店舗には老眼鏡のサンプルが置かれており、実際に試してみて自分の目に最適なものを即座に確認することが可能
デメリット
- 低価格のためレンズやフレームの品質も低く、汚れやすく、割れやすい
- ドラッグストアの老眼鏡は、フィッティングや視力測定などのサービスがない
- 自分の目の状態や見え方に合わせて調整できないので、自分の顔型や耳の高さ、鼻の高さなどに合わせてかけ具合を調整することができない
ネット通販で老眼鏡を買う場合のメリットとデメリット
ネット通販（楽天やAmazon）で老眼鏡を買う場合のメリットとデメリットについて、以下のようにまとめてみました。
メリット
- ネット通販で老眼鏡を買うメリットは、自宅に届けてもらえることです
- 買い物に出かける手間や時間が省けるので、出かけるのが面倒くさい方には最適です
- 自分の目の状態や見え方に合わせて、オーダーメイドの老眼鏡が作れるサイトもある
- オーダーメイドの老眼鏡は自分の目の度数や乱視、レンズの形状や素材などをカスタマイズできるため、自分の目に合った最適な老眼鏡を作ることができる
デメリット
- ネット通販では商品の写真や説明だけで判断しなければならないため、実際に届いた商品がイメージと違ったり、レンズやフレームの品質が悪かったりする可能性あり
- 返品や交換ができない場合もある
- ネット通販では商品を試着することができないため、自分の顔型や耳の高さ、鼻の高さなどに合わせてフィッティングや調整をすることができない
メガネ店で老眼鏡を買う場合のメリットとデメリット
メガネ店で老眼鏡を買う場合のメリットとデメリットについて、以下のようにまとめてみました。
メリット
- 専門的な検査・視力測定・アドバイスが受けられる
- 自分の目の状態や見え方に合わせて、オーダーメイドの老眼鏡が作れるので目に負担がかかからない
- レンズの種類や機能が豊富で、自分の生活シーンや好みに合わせて選べる
- フレームの種類や色も多く、ファッション性も高い
- メガネ店では反射防止コートや調光レンズなど、さまざまな機能を付けることができる
- 長持ちする
デメリット
- 価格が高くなること
- 紛失や破損した場合、代わりの老眼鏡をすぐに作れない
- オーダーメイドの老眼鏡は時間と手間がかかる