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テラヘルツ鉱石は危険?健康効果と発がんのリスクについて

美容や健康に効果があると言われているテラヘルツ鉱石をご存知ですか?

テラヘルツ鉱石は金属のような見た目でパワーストーンやアクセサリーなどに使われる事が多い石です。

最近では美容や健康分野でも人気が高まっています。

テラヘルツ鉱石ってどんな石なの?

美容や健康にいいって本当?危険性はない?

この記事ではテラヘルツ鉱石とはどのような石か、危険性はあるのか解説していきます。

テラヘルツ鉱石とは

テラヘルツ鉱石はシルバーグレイの鉱石でアクセサリーやパワーストーンなどに多く使われています。

自然界には存在せず、天然石ではなく人工鉱石です。

テラヘルツ鉱石は特有のテラヘルツ波という電磁波を放射します。

このテラヘルツ波が美容や健康にいいと期待されていて、最近ではかっさや美容ローラーなどテラヘルツ鉱石が使われた商品も販売されています。

テラヘルツ鉱石は何でできている?

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テラヘルツ鉱石はケイ素(99%以上)とごく微量のアルミニウムでできています。

水晶を高温で溶かし、高純度のケイ素を再び結晶化して作られるため水晶と近い性質の鉱石となります。

ケイ素自体は自然界に存在する物質で、原子番号14でSiと表記される物質です。

テラヘルツ鉱石は軽くて扱いやすいですが、衝撃に弱く鉱石の中では少し割れやすい石になります。

テラヘルツ波とは

テラヘルツ鉱石はテラヘル波と呼ばれる電磁波を放出します。

遠赤外線に含まれ、波長は約30μm〜3mmで1秒間に約1兆回振動(周波数約0.1〜10テラヘルツ)します。

テラヘルツ波は光と電波の中間に位置するため光のような直進性と電波のような透過性をあわせもっているのが特徴です。

紙やプラスチックなど金属と水以外の様々な物質を透過することが知られています。

テラヘルツ波による健康効果

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テラヘルツ波は透過性が高いことから、人体において皮膚の奥に振動を届けることで血流の改善や凝りの解消など健康効果が期待されています。

また共鳴効果による細胞の活性化、アンチエイジングなどの美容効果も期待されています。

テラヘルツ鉱石の危険性

テラヘルツ鉱石から放射されているテラヘルツ波はその特性から空港での検査や医療分野での応用が期待されています。

しかし、光と電波の中間に位置する波長は検出が難しく、分かっていないことが多いのが現状です。

テラヘルツ波自体はテラヘルツ鉱石以外にも様々な物質から放射されています。

健康効果があるとされているテラヘルツ波ですが、科学的な根拠は希薄で人体への影響は明らかになっていません。

発がんの危険性

発がんの可能性についても明らかになっておらずテラヘルツ波に発がんの危険性があるという研究結果は見つかりませんでした。

しかし、IARCは携帯電話による通話と発がん(神経膠芽腫)の関連について発がんの疑いがあるとしています。

テラヘルツ波の周波数領域も今後研究が進むことで健康への影響が分かるかもしれません。

金属アレルギーの方は要注意

テラヘルツ鉱石の主な成分はケイ素なので金属アレルギーの方でも身に着けることが可能な場合があります。

しかし、アレルギー反応が出てしまう方もいるので注意が必要です。

アクセサリーになっている場合はその他の部品に金属が使用されていることがあるので確認してからの購入がおすすめです。

ペースメーカーの方は要注意

テラヘルツ波は身の回りの様々な物質から放出されていて身近な電磁波です。

ペースメーカーに影響があるような強い電磁波ではありませんが、身に着ける際は医師に確認をしてから使用するのがいいでしょう。

まとめ

今回はテラヘルツ鉱石とはどのようなものか、危険性はあるのか解説しました。

テラヘルツ鉱石は人工的に作られた鉱石でテラヘルツ波を放出します。

健康や美容にいいとされていますが、科学的な根拠はなく発がんの危険性も明らかになっていません。

未解明なことが多いテラヘルツ波。

健康効果や美容効果を実感している方がいるも事実なので一度試してみのもいいかもしれません。